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生石の秋の贈り物『アケビ』

  131012(土)晴れ 
生石の秋の贈り物『アケビ』をお届けします。

極上のアケビ

筋目はできているがまだ裂果していないアケビ

指でそっと割る

やわらかいゼリーのような実をスプーンですくい上げて食べます
極上のアケビは「筋目はできているがまだ裂果していないもの」です。
これを見つけたので、高枝切鋏を持って出かけました。ところが、微妙に手が届かない。悪戦苦闘していると、通りかかった軽トラが助けてくれた。荷台に乗って収穫したの上の写真です。

自分で食べる分だけを残して、生石高原まで歩いて行き、高原の秋を楽しむ人たちに配って歩きました。若い人には断る人もいましたが、中年以降の家族連れには喜んでもらいました。

野鳥荘へ帰って、今度は私がいただきます。筋目に沿って、指先に軽く力を入れると、綺麗に割れます。中にはジューシーな実がいっぱいです。
樹上で裂果したものは急速に乾燥して、まるでウインナーソーセージみたいになってしまいますが、指で割ったものは「やわらかいゼリー」みたいです。おそらくこれほど美味しいフルーツはないと思います。

アケビには4種類あります。
常緑のアケビ
 ・ムベ(裂果しない)
落葉のアケビ
 ・アケビ(葉が3枚)
 ・ミツバアケビ(葉が3枚)
 ・ゴヨウアケビ(葉が5枚)
アケビとミツバアケビは花でははっきりと区別できるのですが、、実になってしまうと分からない。ただ、生石ではミツバアケビはめったにないので、普通のアケビと思えば大きな間違いはない。

ところが、アケビの熟した色は、紫・赤・茶の3色ある。結局私には「どう違うのか?」が分からない。

ムベ(熟すと茶黒になる)

ゴヨウアケビ(これで裂果している)

茶色のアケビ(裂果している)

赤色のアケビ(裂果している)










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