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生石高原「野鳥荘」 
自然観察記録 2013年11月

 131129NPO忘年会
今年もあと1月となりました。
このように楽しい忘年会で、諸先輩とお酒をいただきました。
平均年齢70歳、私は若輩ですが、山歩きで鍛えた諸先輩に適うものではありません。
この1年、NPO活動に参加させていただきました。
ガイド役も数回行いましたが、己の未熟さを知る良い機会でした。
NPO活動も「広報活動」を活発化する動きがあります。私のできることは、資料作りのお手伝いですが、願わくば「ペーパーベース」から「ネットベース」の転換が承認されれば嬉しいですね!
131127(水)晴れのち曇り
気温8℃と、生石にしては暖かいはずなのに、風が強くて体感気温は「寒い」でした。
予報を見れば、寒冷前線が近づいており、生石高原も「真冬日」の季節を迎えます。

この日は「水抜き」をするため、やってきました。
私は、生石高原を歩いてから野鳥荘へ向かったため、家内より2時間遅れの到着。その間に冬鳥がやって来たそうです。
 ・ミヤマホオジロ
 ・ウソ
 ・アトリ
 ・アオジ
常連たちも増えました。デッキから見ていると、僅か10m四方ほどの野鳥空間に、10〜20羽の野鳥が常にいて、とても楽しくなります。

この日で水抜きをしたため、宿泊はできませんが、日帰り探鳥はできます。車もスタッドレスに履き替えて、真冬の準備をしなくては…

ヤマガラ

アトリ

すっかり落葉したのに「赤い葉」が1枚

ムラサキシキブ

ツルウメモドキ

ムベ


ヘクソカズラ

ツルリンドウ

フジ

アオキ(3年ぶりに赤い実が見れそう)

ツルドクダミ?(葉とは関係ありません)

ウツギ

スイカズラ?
生石高原から別荘地を歩いてみて「つる性植物」が多いことに気づく。
森がつる性植物で覆われるのは「良いことでは無い」と、何かの本で読んだ記憶がある。生石を歩くようになって3年(野鳥荘を造る前から)になるが、誰も手入れをしておらず、退化傾向にあるのは事実だと思う。でも、つる性植物を見て歩くのが『とても楽しい』のも本音です。


131119(火)曇り時々晴れ
今日も寒い日です。野鳥荘の最高気温は5℃、ジンと冷えてきます。花粉症が酷かったのですが、野鳥に会いたくてやってきました。ただ、この日はまるで『神隠し』にあったかのように、野鳥がいない。
野鳥荘へ着いて最初の仕事が「掃き掃除」ですが、落ち葉も少なくなってきました。こんなところにも「冬来たれり」を感じますね。

     野鳥荘敷地内にツルウメモドキがあるのは知っていたが、初めて探してみた。
     幹の太さは直径5pにもなっていて、ツルウメモドキがこんなに大きくなるとは
     知りませんでした。高さは10mに達しており、見上げるばかりです。

     「フユイチゴ」の先発隊が食べごろになってきました。もっと寒くなれば甘みも増すだろう

    「ムベ」が鈴なりです。でもアケビのように開かないので、野鳥も食べようがないみたい
クルマバナ(写真右)を見つけました。
これもちょっと『季節外れ』です。どこにも、あるものですね!

野鳥がいなくても、いまは植物を探して楽しめるようになった。いまでは、私には『自然荘』といった趣です。ここへ来れば癒される。


131113(水)曇り時々晴れ

アトリ
最高気温が25℃を超える夏日がいつまでも続き「秋がやってくるのか」心配をしていましたが、季節はちゃんと帳尻を合わすようです。

数日前から全国的に寒波が到来し、東北や北海では例年より早い雪の便りとなっていました。
ここ生石でも今朝「初雪」があったそうです。草原よりやや暖かいのですが、それでも野鳥荘の最高気温は6℃と、寒い1日でした。

雲は厚いのですが視界は良く、湯浅や和歌山が綺麗に望めます。
先週とは一目で違いが分かるほど「秋の色」が濃くなっていました。

やっと冬鳥が来るようになりました。先週はオオカワラヒワ(何故か今日は出会わなかった)でしたが、今日はアトリの20羽ほどの群れが繰り返し来ていました。まだ、人馴れしてらず、警戒心を解きませんが、そのうち慣れるでしょう。
ウソの鳴き声も聞こえるのですが、まだ姿を見せてくれません。これは次の楽しみにしておきます。

寒さが厳しくなり、自然界の餌は減少してきているのでしょう。野鳥荘に集まる野鳥が増えてきたように思います。
迷彩ネット裏にいると野鳥たちも安心するようで、ヒガラが水を飲みに来ました。アトリの地面に降りてゆっくり啄ばんでおりました。

11月29日に「水抜き」予定ですが、寒さをにらんで決めていきます。
水抜きを済ませ、宿泊が出来なくなったころから「冬鳥が本番」になります。
間もなく、パジェロミニのタイヤを冬仕様にします。寒さこらえて「野鳥シーズン」の到来です。

アトリ

ヤマガラ

野鳥荘

ツルリンドウの実
食感はリンゴに似る。今年の実は甘さが足りない

野鳥荘デッキから

ついにこの種の特定ができなかった

クロモジ

ムベ(とても大きくなった)

ヤマジノホトトギスによく似ているが季節が合わない

フユイチゴ(来週には食べられそうだ)
生石の紅葉も「案外綺麗だ」と今年は思うようになった。

紅に染まる気は少ないが、カエデの仲間が多い。
ヤマコウバシ(写真左)、クロモジやイチョウ、タカノツメなどの『黄葉種』が多いことに気付く。今年は特に「黄葉」が綺麗だと思います。


131106-07
 131106(水)晴れのち曇り、夜は雨

雑木が一気に紅葉した。ヤマコウバシの良いかおり一面に漂っていました

野鳥荘から見る風景もこんなに色づきました
生石も冷えてきました。
最高気温は11℃、夕方からは気温が下がり、こたつとストーブも初登場です。

やっと、冬鳥が到着してきて
 ・ヤマガラ
 ・シジュウカラ
 ・エナガ
 ・メジロ
 ・コゲラ
 ・ヒヨドリ
といった常連に、
 ・オオカワラヒワ
 ・アオジ
 ・カシラダカ
 (ミヤマホオジロかも)

エナガ

カシラダカ(ミヤマホオジロかも)

ムベが熟した

携帯電話の充電が切れた
はじめてこれを使いPC経由で充電をした

 131107(木)雨あがりで霧が出ている

朝の風景
経った一晩の雨で、また紅葉が濃くなったようです。のんびりと起きて、まったり過ごしてます。
たっぷりと朝食を食べ、コーヒーもお代わりしてから散歩に出ました。霧が時折小雨に代わる中、別荘地内を2時間ほど歩きました。上高地や五色沼のような「極彩色の紅葉」はありませんが、私に は『秋を楽しむ』に充分でした。
掃いても掃いても「落ち葉」が舞い落ちる。車も御覧の通りです。
霧の日は野鳥が多い。この日も、野鳥の声を聴きながらの散歩でした。
写真右は、スイスから届い た「餌の木」です。さて?何時になったら気づくのか…

カマツカ

ミヤマシキミ(全草猛毒)

ベニバナボロギク

サルトリイバラ

沢蟹

松ポックリ(イスカの食べ残しだったらいいのにな)










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