生石高原「野鳥荘」
自然観察記録 2013年9月
|
130923(月)晴れのち曇り |
高原を歩きたくてやってきました。家内は、お友達がやってくるので、野鳥荘へ直行です。
3時間歩いて、それから野鳥荘へ戻りました。
お山では、もう紅葉が始まり、落葉も増えてきました。野鳥荘で泊まることができるのもあと2ヶ月。駆け足で冬が来るまで、短い秋を楽しみます。
お客様へのお土産は「栗とアケビ」です。高枝切鋏を担いで一緒に歩き「現地調達」です。
|
130916‐17 |
130916(月)曇りのち晴れ
家で昼食を済ませてから野鳥荘へ向かいました。
日本各地に記録的豪雨や竜巻などの災害をたっぷり残して台風18号が過ぎていきました。この日も、朝はまだ雨が残っていたのですが、写真のように素晴らしい天気になりました。
野鳥荘は、これといった被害はなかったのですが、台風当日、生石で泊まっていた方の話では「怖かった」くらいの強い風であったそうです。
強い風は、翌朝まで続き、気温は最高気温で19℃。夜は、暖房なしでは過ごせませんでした。夜は「湯豆腐」を作り、八海山を楽しみました。そんな季節になりましたね。 それでも、生石はとても過ごしやすい季節を迎えました。
風も強かったのですが、季節がら42段の石段には、枯葉がいっぱいでした。これから冬が来るまで、枯葉との戦いが続きます。
写真を見てもわかるように、お山はすっかり「秋」で、冬まで遠くはありません。この日、野鳥たちの食料を運び込みました。
・小米50s
・ヒマワリの種15s
小米は更に80s手配しています。ヒマワリの種は逐次注文きますが、こちらは刈入の「今」しか入手できません。さて、一冬越せる量なのでしょうか。
肝心の野鳥ですが、まだ冬鳥は来ていません。まだオオカワラヒワも姿を見せないところを見ると、今年は少ないかもしれません。
|
130917(火)晴れ
|
起きたのは6時。野鳥観察には「朝寝坊」をしてしまった。お目当てのヤマドリは食事を済ませてしまったようで、ついに出会いませんでした。
今回の滞在では、ヤマガラ・シジュウカラ・コガラ・コゲラ・エナガ・キビタキ・メジロなどで、数は多かったのですが種類は少なかった。バードテーブルの風景も動画でご覧ください。 |
バードバスのシジュウカラとヤマガラ |
ヒガラ |
キビタキ(雌) |
コゲラ |
|
では、野鳥荘周りの植物を紹介します。
何かわからない |
コナラのどんぐり |
マルバハギ |
ヤマハギ |
アオハダの実 |
ノコンギク |
曼珠沙華 |
アカネ? |
ヌルデの実(もうこんなに色づいていた) |
アケビ |
ミズヒキ |
キノコ |
キノコ |
|
130908(日)小雨(濃霧)のち晴れ |
|
私が高原の「秋の山野草観察」を行っている間に、家内は野鳥荘で野鳥観察。
まだ冬鳥の来訪はなく「ヤマガラ荘」状態ですが、数だけならずいぶん戻ってきました。この日の訪問者は
・ヤマガラ(大多数)
・シジュウカラ(多数)
・メジロ(多数)
・カケス(2羽)
・ヤマドリ(雄1羽・雌1羽)
自動給餌を再開したので、にぎやかな野鳥荘になるでしょう。 |
久しぶりに晴れ間が出た |
シジュウカラ |
ヤマガラ |
ノジギク |
ミズヒキ |
ムベ(常緑樹) |
アケビ(落葉樹) |
ヤマハギ(お山では少ない) |
マルバハギ |
月見草 |
アカメガシワ |
カワラヨモギ |
キノコ(種類不明) |
キノコ(種類不明) |
まるで針金細工みたいなキノコ(左に同じ) |
滞在は1時間ほどでしたが、野鳥を見てのんびりしました。
|
130905(木)曇り時々小雨・濃霧 |
小雨だけではなく霧の中の野鳥荘です |
日曜日に生石へ行けなかったので、久しぶりの野鳥荘です。今月なって「雨の降らない日」はありません。今日は、時折小雨が降るだけで「まだましな天気」でした。今日の目的は
・巣箱の清掃(高いところで私では登れない)
・自動給餌器再開のため、ヒマワリの種と小米が同時給餌できるよう仕切りを入れる。
どちらも私ではできないので、師匠にお願いしました。
師匠が作業中に私は「ぬれ落ち葉の清掃です。これからは落ち葉との格闘が続きます。この日の最高気温は20℃、さすがに寒くてウインドブレーカーを着込んでの作業でした。 |
|
|
巣箱の中は綿毛が敷き詰められています。ピンクや黄色の綿毛はどこから持ってきたのだろう?
綿毛を出してよく洗い、乾燥したら、修理をして木に掛けます。できればもっと巣箱を作りたいのですが、さて、そんな時間がとれるかな…
写真右は自動給餌器のタンクに仕切りを入れた状態。今は、ヒマワリの種しかないが、間もなく刈入で小米が手に入る。この冬は、2種類の餌を供給できる。 |
|
それでは、散歩で見つけた植物をご紹介します。
ミズヒキが綺麗に咲きそろった(ふの入った葉が特徴) |
ミヤマタニソバに小さな白い花が咲いた |
ヘクソカズラ |
タカサゴユリ |
オニドコロ |
アケビ(あと2週間くらいで収穫期かな) |
ヤブラン(関東地方以西の温暖な地に生育する常緑の多年草とあるが、寒冷な生石では驚きです) |
|
|
ゲンノショウコの色違いが隣同士で咲いていた |
ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ:造園種)の実
直径2cmほどある |
シシウド
|
ヒヨドリバナ |
フユイチゴのつぼみが膨らんでいる |
わからない |
シバグリ |
イヌタデ |
タムラソウ |
シロダモ(雄株)つぼみ |
トコロの仲間に違いないがわからない。綺麗な花だ |
アオハダ |
生石高原と野鳥荘では標高差が50mほどある。
この差が「花の季節」に違いを出しているように思う。高原のほうが「夏が短い」だけに早く咲いたものが多くある。
今日の散歩で、高原では終わっているものをいくつも見つけられた。
野鳥も楽しいが山野草も楽しいですね! |
|