ちょっとそこまで
120512 和泉葛城山バードバンディング

新緑(ブナ林)がまぶしい和泉葛城山山頂付近
久々のバンディング参加です。天候は「曇り時々晴れ・風強し」でした。
この日は全国的に冷えたようですが、ここ、和泉葛城山の冷え方は半端ではなかった。標高約800mと、生石高原とほぼ同じですが、だてに「ブナ林最南端」として特別天然記念物に指定されているわけではなさそうだ。生石ではとうに通り過ぎた新緑が残っているし、植物も2週間以上遅いと感じた。

予め薄手のセーターを着込みウインドブレーカで大丈夫と思ったが、大きな間違いであった。余りの寒さにレインコートを着込み、首や頭にタオルを巻き、更には軍手をしたが、とても凌げるものではなかった。体の芯までしっかり冷えた。
ただ、10日後に迫った北海道旅行の教訓になった。「そんなに寒く無い」と言うが、北海道と和歌山では寒さの感覚がまるで違うのだとろう。今日の和泉葛城山の気温は10℃を超えた程度、北海道もこの程度だと考えて衣類を用意しよう。

では、バンディングの成果をご紹介しよう。
アオバト・キビタキ・ヒヨドリ・カケス(2羽)・メボソムシクイ・コゲラ・ヤブサメの7種8羽でした。抱卵直後の野鳥のお腹には「羽毛がない」ことを初めて知りました。

カケス(成鳥・♀)

キビタキ(若鳥)

コゲラ(成鳥・♂)

ヤブサメ(成鳥・♀)

メボソムシクイ(成鳥・♀)

ヒヨドリ(成鳥)
私たちは午後3時で引上げたので、その後の成果は知りません。どうだったのでしょうか?
では、植生豊かな葛城山の植物をご紹介します。

スゲの仲間

コシアブラ

ウラジオ

イズミカンアオイ

ヒメクロモジ

スノキ(酢の味がする)

テイショウソウ(ふのある葉)

ツリバナ

ユリザサ

ヤマネコノメソウ

ニリンソウ

イチリンソウ

ハシリドコロ(猛毒)

ミヤマハコベ

ニワトコ

ウスノキ

ムロウマムシグサ

クマノスズクサ

フタリシズカ

ツボスミレ
ピンボケが多いのですが、ご容赦を!
中村先生のご指導を受けてのことですが、次回まで覚えているのは、一体どれだけでしょうか?
120508 タマシギを探して

親鳥♂(右)と雛2羽
タマシギ親子がいるという情報で、家内と出かけました。
夕方4時まで粘って、上記の証拠写真だけ何とか写せました。何せ小さいうえ、枯れ草に入られると保護色で目の前にいても気付きません。

場所は、東大阪市の何の変哲もない田園地帯の水路です。
この日出会ったのは、
 ・ケリ(写真右)
 子育ての最中でした
 ・ツバメ
 ・コシアカツバメ
 ・ムクドリ
 ・キジバト
 ・ドバト
 ・スズメ
 ・セグロセキレイ
などでした。


120505 和歌山城・紀伊国分寺跡
昨日から親友2人が遊びに来ている。
昨夜は散々飲んで終わったのですが、今朝から何処へ行こうか?となって、結局「和歌山城」になった。
流石はGWですね!
普段なら待つこともない駐車場に入れるのに30分待って、やっと和歌山城見学です。

その代り、ボランティアガイド氏にご案内いただけることとなった。
私は何度も来ているのですが、ガイド氏の説明を聞いていると、違った城が見えた。

城の美しさは、日本字の美学そのものだと思う。平城であまり防御向きではないという話から、籠城用の防御装置も、要は「どうしたら美しく見えるか」という、飾り物であったという。

我侭なオッサン3人の御守りは、ガイド氏も大変であったと思う。ありがとうございます。

余談であるが、最近は中国や韓国からのお客様が多くなったそうである。和歌山城を最初に作ったのは、豊臣秀吉で、この歴史の話をすると、大変不評だそうな!
家内を交えて4人で昼食。美味しい魚で昼から痛飲である。

夕方から大阪で用事があるという友人を駅まで送り、家内と二人で買い物へ行った。
好きなものを買い込んで、帰りに寄ったのがこの史跡です。

以前から気になっていたのですが「紀伊国分寺跡」だそうな。
七重の塔を持つ立派な伽藍だったそうで、遺構が大切に保存されている。










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